東京都医師会長の尾崎です。我が国の医療を取り巻く環境が目まぐるしく変化する今日、医療が果たすべき役割は従来にも増して重く、大きくなっています。東京都医師会は、行政とともにその最前線に立ち、安全・安心の医療供給体制の充実に努めてまいりました。
医療は、病気や怪我を治すだけでなく、病気にならないように予防する、治療を行った後も元の生活に戻れるようリハビリなどを通じて支援する、これら全体が医療です。当院は、都におけるリハビリテーション医療の魁として平成2年に都が設置し、 以来35年にわたり東京都医師会が運営する病院です。当院は、医療の提供だけでなく、研究や研修を通じた医療従事者の質の向上、区東部地域における地域リハビリテーション支援センター、そして都で唯一の基幹リハビリテーション支援センターとして都全域のリハビリテーション医療の質の向上を目指すなど、都医師会ならではの取組を行っております。こうした諸々の取組の上に当院ならではの高度専門リハビリテ ーション医療があるものと考えています。
建物は歴史を感じさせますが、そこで提供する医療は、常に最新、最高のものであるよう、今後も取り組んでまいります。
公益社団法人東京都医師会
会長 尾崎 治夫
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