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看護部門

回復期リハビリテーション病棟 (4S病棟・5階病棟・6階病棟)

回復期リハビリテーション病棟は「脳血管疾患または大腿骨頸部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的とした病棟です。
                                (回復期リハビリテーション病棟協会HPより)


 急性期病院から入院のご依頼をいただいた患者さんの入院判定会を毎日実施し、なるべく早く転院していただけるよう調整しています。
入院後はまず多職種で初回カンファレンスを行い、リハビリの目標設定や今後の支援の方向性など検討します。入院1ヶ月過ぎには中間カンファレンスを行い、退院時期、転帰先を決定し退院支援を開始し、退院後に導入するサービスの検討等します。そして退院が決定すると、退院前カンファレンスで退院日の決定、退院時の移動手段、医療物品の供給方法等、決めます。診療報酬で在院期間が設定されているので、その期間に計画的にリハビリテーションを実施し、在宅で生活できるよう支援しています。
平成29年から365日リハビリテーションを行っています。
急性期病院の在院期間の短縮化により、当院に転院してからも医療処置を継続する患者さんも増えていています。また、40歳代から50歳代の就労年齢の患者も多く、リハビリスタッフが中心となり就労支援も行っています。
 看護では「身体拘束しない看護」を実践しており、前病院で身体拘束されていても当院では見守り体制の強化や転倒転落しても怪我をしない環境を設定、工夫をしています。
身体拘束をしていた頃と現在の転倒率を比較したところ、転倒率は変わりありませんでした。

院内の様子

院内の様子1 院内の様子2
院内の様子3 院内の様子4
院内の様子5 院内の様子6
院内の様子7

チーム医療について

チーム医療について
疾患や障害と共に生きていく患者さんとその家族を支援していくためには、多職種での連携が不可欠です。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴聴覚士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士、管理栄養士、薬剤師などの専門職がチームとなり、目標を共有することが必要です。そして、患者・家族もチームの一員となり、新たな生活に向けた目標を共に目指していけることが望ましい多職種チームの形です。

一般病棟(4N病棟)

主に整形外科疾患術後の患者さん、リウマチ患者さんがリハビリテーション目的で入院しています。疼痛コントロールや荷重コントロールをしながらリハビリテーション訓練をすすめ、ADLの拡大を図っています。
入院時に退院後の方向性を概ね決定し、MSWや退院支援看護師がかかわり、早期から退院支援を行い在宅復帰に繋げています。
また、当院で手術を受ける患者さんもおり、周術期から術後のリハビリテーションまで一貫した医療、看護を提供しています。

手術室

当院は手術室が併設されており、整形外科の人工関節置換術や骨接合手術および泌尿器科の手術を行っています。

外来

退院後の外来通院はすべて主治医の判断により行っています。退院後初回の外来受診の際、看護師が患者さんに在宅での様子を伺い、困っていることや問題がある場合は一緒に解決するように関わっています。
通常の外来診察の他、各種書類・手帳の申請、ボトックス注射、装具、自動車運転評価、就労支援、高次機能障害のグループ訓練など実施しています。

(コロナ堝で高次機能障害のグループ訓練は中止中)