診療科・部門紹介

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職場紹介

回復期リハビリテーション病棟

「回復期リハビリテーション病棟」は、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折等の患者さまに対して、食事、更衣、排泄、移動、会話などのADL(日常生活動作)の能力向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを医師、看護師、理学療法士、作業療法士等が共同で作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
 訓練を訓練だけで終わらせず、日常生活の中でできてこそ本当に患者さまが獲得したADL(日常生活動作)と言えます。私達看護師は、24時間患者さまを見守り、日常生活の関わりの中で援助、指導を行い、できることを引き出すよう関わっていきます。

回復期リハビリテーション病棟の特徴

1. 生活に根差したリハビリテーションの重視
在宅生活と同様に起床後はパジャマから普段着に着替え、洗面し食事をする。当たり前と思われるこの日常の生活を、自立支援の視点で患者さま・ご家族と向き合い関わっていきます。
ベッドサイドリハ

入院当日からリハビリテーションは始まります。ベッド周りの動き方を確認しています。

  • Bedside Evaluation(入院当日)

  • Bedside Evaluation(入院当日)

モーニングイブニング訓練

食事、整容、更衣、排泄を中心とした生活に直結したところでOT(作業療法士)と協力しリハビリテーションを行っています。

2.リハビリに適した療養環境
リハビリが行いやすい環境で、入院生活そのものがリハビリになるよう援助していきます。

食堂

広い窓、広いスペースを設けています。

梅若湯

銭湯の様な大きな浴槽が特徴です。

ADL室

一般病室とは異なる、より家庭生活に近い設定の病室もあります。

  • 病棟 ADL室

  • 病棟 ADL室

廊下

車椅子も安全に動けるゆとりあるスペースで車椅子移動訓練や歩行訓練なども行います。

  • 病棟 廊下

  • 病棟 歩行訓練

病棟 廊下

高次脳機能障害のある患者さまに居室からトイレや食堂までの道順を示すラインを作り、ラインに注目し、意識して行動できるよう援助。

3.チームで機能回復をサポート

各専門職が患者さまを中心としたサポートスタッフとして関わります。中でも看護師は24時間、常に患者さまの生活を観察し、サポートスタッフに情報を伝達し、訓練に活かせるよう関わっています。

  • ケースカンファレンス(初回・中間)

6階病棟

整形外科、リウマチ科が中心の45床の一般病棟です。また、入院判定会を経て病状が安定し、リハビリや退院支援などを効率的に行い、在宅生活、社会復帰を不安なく退院していただくために「亜急性期病床」を8床設けています。手術は年間100件以上あり、その半数以上を人工関節の手術が占めています。また、他の病院で急性期の治療を終了した患者さまが在宅生活や社会復帰を目指しリハビリを行っています。入院患者さまの半数が70歳以上であり、高齢者の看護も重要になっています。看護はモジュールの受け持ち看護体制をおこない、手術のチームと高齢者の手術後や脊髄損傷の患者さまと2つのチームに分かれています。6階病棟からはスカイツリーが見え、また食堂からは富士山が見え、特に夕日はとてもきれいです。仕事をしながら景色を見て癒されながら仕事をしています。

手術室

整形外科・リウマチ科・泌尿器科が年間130件前後の手術を行っています。主な手術は人工関節の手術です。麻酔科依頼の手術がある日が週2日(月曜・水曜)でそれ以外は、病棟へお手伝いに行っていますので、患者さまとの関わり合いも経験できます。手術室のスタッフは師長とスタッフ2名の合計3名の少数チームですが、先生方や病棟の協力もあり、手術はスムーズに進行できています。また、少しでも安心して手術が受けられるよう術前術後訪問を実施しています。

外来

リハビリテーション科・泌尿器科・整形リウマチ科・循環器科および歯科が診療を行っています。
リハビリ科の中には「高次脳機能障害」、「摂食嚥下」の専門分野の外来があります。
また、通院リハビリをしている患者さまには、訓練前に血圧測定、体調の確認等の診察を行っています。

平成19年に、自動車運転評価ができる「ドライビングシュミレーター」を第4診察室内へ設置しました。入院患者さまのみを対象に、評価・訓練に使用しています。
平成20年からオーダリングシステム、電子カルテシステム、画像管理システムを導入し、よりスムーズな診療が出来るよう努めています。

外来看護師は4人です。火曜日にはコンチネンスアドバイザーとして西村かおる看護師(NPO法人 日本コンチネンス協会 会長)が非常勤で泌尿器科診療に加わっています。外来および入院患者さまの尿失禁と排便障害についての相談・ケアにあたっています。
看護師は外来診療の補助にあたるとともに、身体に障害を持たれた患者さまがリハビリを通してよりよい生活を送れるように支援することも重要な役割です。診察またはリハビリに通院する患者さまが安全に、そして満足感が持てるように接することを心がけています。

看護師からのメッセージ

新卒ナースから

一般病棟に入職後の約6ヶ月を振り返ると本当にあっという間でした。入職前は一社会人となり働いていけるのか、新しい環境に馴染めるのか不安に感じていました。しかしその不安を取り除いてくれるかのように私は現在、親切で優しいスタッフの方々、温かい患者さまに支えられ毎日充実した日々を送っています。夜勤もとても不安でしたがプリセプターの先輩の適切な指導で自信がもてるようになりました。リハビリテーション病院では個々の患者さまと時間をかけて関わることができると感じています。休みも充実しておりプライベートの時間を持つ事により、仕事へのやる気につながります。この恵まれた環境で看護を学べることに感謝しつつ、今後もステップアップし、患者さまの個別性に沿った看護を提供できるよう努力していきたいと思います。

6階病棟  原 淑子(平成21年度卒)

プリセプターから

入職時に最初は指導し、患者さまへの援助方法を一緒におこない、少しづつ一人でおこなっていくようにしました。最初は戸惑いもみられましたが、時間をかけ、丁寧にやるように指導していきました。入職し半年が経過しまたが仕事やスタッフにも慣れ、業務も一通りのことはできるようになりました。積極的に質問し仕事を覚えようとする姿勢が彼女の成長につながっているのだと思います。今後は患者さまとの関わりの中で多くの看護を学んでいければと思います。そしてプリセプターとして彼女の成長していく姿を見ていくのが楽しみです。
今回は入職して6年目でプリセプターとしての指導を経験しました。現場では男性看護師だからこそ求められる場面も多くなり、毎日がんばろうという思いで仕事をしています。そして自分の元気は患者さまに支えられているからだと思います。

6階病棟  梶村 英孝

卒後3年目のナースから

新卒で入職して3年が過ぎました。リハビリ看護はその人がその人らしく生きていくためにどうしたらいいのか、患者さま・ご家族ともに考え関わっていきます。さまざまな年代や障害を持つ患者さまと平均在院日数約70日間という日数の関わりを持つ中で、患者さまとその家族が退院後望む生活にいかに近づけられるかということを第一に考え、日々看護実践しています。そして看護の成果(リハビリチームの成果)が紙面上のデーターではなく、患者さまの変化として眼に見えそれを患者さま・ご家族とともに喜びあえるところを励みに働いています。まだまだ個々の患者さまに適したケアを考える中で迷うことはたくさんありますが、いろんな経験を持つ先輩ナースや新しい考えをもたらしてくれる後輩ナースに助けられ仕事をしていますが、私も他の先輩たちのようにリハビリを提供するチームの一員として頼れる存在に成長していきたい思います。

5階病棟  鷹島 春奈

子育て中のナースから

出産のため2年間休職後、3時間の育児短時間勤務制度を利用し仕事に復帰しました。最初は仕事と育児の両立に不安がありましたが、保育園のお迎えや、夕食の準備などにゆとりがあり、問題なくできました。今では保育園の帰りに公園で一緒に遊んで帰ることもあり、気持ちに余裕を持って子供と接することができます。また、週末が休みのため家族と楽しく過ごす時間もあり、育児だけに追われていた時よりも母として、そして看護師として充実した毎日を送ることができています。これはもちろん、スタッフの皆さんの協力、家族の理解があってからこそできることだと感謝しています。これからもママさん看護師として頑張っていきたいと思います。

6階病棟  横山 ゆかり

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師から

脳卒中リハビリテーション看護は2010年にスタートした新しい認定看護師の領域です。
2年間の院内エキスパート研修を修了し、病院の支援を受けて半年間静岡で学んできました。
脳卒中は日本人の死亡原因第三位の疾患です。近年は若年層の発症も多く、社会復帰も課題となっています。
また失語・失認・失行をはじめとする高次脳機能障害は目に見えない障害で、周囲の人から理解されにくく、本人だけでなくご家族の生活も一変してしまいます。患者さま一人ひとり症状も異なり、看護師のケアや発想が活かされる分野です。
まだまだ経験不足ですが、患者さまやご家族と共に「その人らしさを取り戻す」ことを目標に、再発予防と生活の再構築を支援していきたいと考えています。

4N病棟  佐藤 かおり