泌尿器科
泌尿器科では、排尿障害・骨盤臓器脱などの患者さんの治療・管理を行っております。
外来診療
月平均200名の患者さんを診療しています。内訳は、加齢、前立腺疾患、脳血管障害、脊髄損傷、過活動膀胱等による排尿障害と骨盤臓器脱・尿失禁の患者さんです。具体的には、排泄障害や骨盤臓器脱の検査 (検尿・残尿測定、画像検査・ウロダイナミックス検査・膀胱鏡検査など)を行い、内服療法・電気刺激療法・骨盤底筋訓練・カテーテル排尿管理(間欠導尿・間欠バル ンカテーテル留置法・膀胱瘻)などを施行し必要に応じて入院加療を行います。
★排泄のことでお悩みの方★
尿が近い、漏れる、出にくい。便秘で下剤に頼っている、下痢しやすい、知らないうちに便が下着についているといった症状は年のせいで仕方がないとあきらめたり、人に相談することもためらう症状です。しかし、きちんと治療する、あるいは生活習慣を変えることで解決できることがたくさんあります。恥かしい、年のせい、病気だから仕方がないとあきらめる前に、ぜひ勇気を持って1度相談にいらしてください。一緒に考えたいと思います。
入院診療
リハビリ科・整形外科の入院患者さんのうち、多くが排泄障害を合併しているので、これらの評価・治療を行っています。種々の関連検査の結果をもとに、患者さんの障害や介護の状況を考慮して、適切な管理法を指導し排泄自立に向けて患者さんとともに努力しています。また、尿失禁、骨盤臓器脱や前立腺をはじめとする下部尿路疾患、尿路結石など適応例に手術療法を施行しています。
担当医師紹介
泌尿器科 鈴木康之 副院長
資格
- 医学博士
- 東京慈恵会医科大学准教授
- 日本泌尿器科学会専門医・指導医、
- 日本排尿機能学会評議員・理事
- 日本老年泌尿器科学会評議員
- 日本性機能学会評議員・専門医
- 日本創傷・オストミー・失禁管理学会評議員
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構PMDA専門委員
- 日本コンチネンス協会監事
- ぼうこう又は直腸機能障害の診断
専門分野
- 神経泌尿器科学、女性泌尿器科
- 前立腺肥大症、過活動膀胱、骨盤臓器脱・尿失禁
- 性機能障害